席に座る

医師事務チーム編

 

私は病院で医師のサポートをしていたとき

13〜14人のチームの役をしていました。(一番経験年数が長いからという理由で)

 

事務職で上司に女性もいず

参考にできる環境もなかったし

指名されたときはかなり戸惑いました。

 

本当にやりたくなくて

仕事も休みがちでした。

 

メンバーはとても優秀で

そんなみんなをまとめることができず

毎日試行錯誤の日々でした。

 

10人もいれば合わない人が

1人や2人はいます。

 

「なんで私がしないといけないんだ」

と思うこともありました。

 

任された役職に自信が持てず

そのとき担当させて頂いてた医師に

 

「お前は席に座っているだけでいい」

と言われ

 

「座っているだけなら出来る…

だったらやってみよう」

と、それから頑張って仕事に行きました。

 

いま思えば「席に座っている」という

この簡単なことも

その場の空気に慣れずに

気持ちが逃げて

できませんでした。

 

そして、その気持ちは

周りに伝わっていったから

 

余計にその場に居ずらくなり

みんなとも仕事がしづらく

なっていったのかと思います。

 

「席に座る」という

この簡単な行動が

 

自分と

チームのメンバーと

向き合うきっかけになりました。

 

ひとりごと

席に座る

空間に自分を馴染ませる