前回、私はこのままでは
起業をやっていけないと思い
一旦実家に帰ろうと決意し
その旨を両親に伝えました。
案の定、両親にはめちゃめちゃ
反対されました。
今回はその続きです。
父は反対意見を至極当然のように
淡々と話をしていきます。
私は両親に対して何を言うにも
恐怖がありました。
本当に些細なことも
言うのが怖かったのです。
図工で使う笹だけを
準備してほしいということさえも
言えませんでした。
でもそれでは、わざわざ帰ってきて
話をしている意味がありません。
私は何しに来たのだろう…
自分の思っていること
考えていることを伝えるために
話をしに来ているのに
もちろん、理解も納得も
してもらえないと思いますが
このまま言いくるめられて終わるのは
いつもの私と
これまでの私と同じだなと。
父の話している内容だけではなく
言い方や表情で父の強い気持ちや
怒りと哀しさ、情けなさが
ひしひしと伝わってきます。
父が伝えたいことを踏まえた上で
どうしたらちょっとでも
私の言っていることに
耳を傾けてくれるのだろうか
その一点に集中して話をしました。
最初は何を言っても
もっともなことを言われ
私の意見は打ち消されます。
それでも、言われたことに対して
どこかに私の意見に
耳を傾けてくれるポイントはないか
すぐにムキになるのではなく
相手の意見を取り入れた上で
自分の意見も伝えていく。
本当に、あの手この手で
あらゆる角度から話を持ってくるので
そのたびに強い気持ちを
持ちながら伝えました。
今回、いつもだったら
言いくるめられるところを
真剣に向き合い
自分の思いを伝えられました。
こんなの生まれて初めてです。
そして小さい頃から思っていた
私を信用してもらえてない気持ちも
両親に伝えました。
私は何をやるにも
ダメと言われていたので
そこまで私のことを
信じてもらえてないのだなと
思っていました。
自分でもこの場で
信じてもらえてない気持ちを
話すとは思いもよらなかったのですが
伝えることができてよかったです。
反対されたけど
自分の思いを伝えられたことは
これまで、自分の気持ちを
そっちのけにしていた私から
一歩、成長できたとことだと
思いました。